【ドールハウス工作】 No.31 ゴブランチェア、と100円ショップで買ったもの
(。◕‿◕。) 座面にゴブランを貼ったミニチュアの椅子を作ってみました。
こんなの↓
(H76×W30× D30mm/座面のサイズ:30×30mm)
これは、日本ヴォーグ社「ドールハウスのミニチュア小物」シリーズの『家具の本』に出ていたもので、この本については以前の記事『【ドールハウス工作】 No.19 コンソールテーブルと暖炉』でレビューを書いていますが、様々な種類の家具の作り方が詳しく解説されているので、とても参考になります。
ブログ主は図書館で借りたのですが、幸い(?)、本を平らに開いてもこれ以上傷みようがないほどボロボロだったので、ほぼ全ページをスキャンして手元に残しました。PDF形式にして保存してあるので、型紙もしっかりした紙(フォトプリント紙など)に等倍で印刷して使用できます。
座面に貼ってあるの布はゴブラン(Gobelin)という織物ですが、本来はベルギーの染織家がフランスの織物工房で製作した綴れ織りのタペストリーを指すもので、現在ではこのような風景や静物、人物などを降りだした綴れ織りの一般的な名称として使われています。
ゴブランを貼る前は下のような状態です。
座面の上にキルティング綿を置いて、カットした布を被せて端を椅子の側面に貼り付けています。
周囲に巻いたレースは、適当な細いレースがなかったので、手持ちのトーションレースを細くカットして使いました。
下は削っている途中に撮影したものですが、4mm角のヒノキ棒で3cmの長さの脚を作るために6.5cmの棒を切り、両端を使って1本の棒から2本の脚を作っています。(5mm多いのはピラニア鋸 でカットするときに1mmくらい短くなってしまうので、ゆとりを持たせています。)
棒を削るのは普通のカッターでも可能ですが、先を細く削る際にはブログ主には彫刻刀(平刀)の方が平らに(=左右均等に)削れるので使いやすいです。
この彫刻刀は100円ショップで三角刀や丸刀などと5本セットだったのですが、結構良く切れるので驚きました。彫刻刀なんて使うのは小学生以来なので、高級なものと比べてどうかは分かりませんが、ブログ主には今のところこれで充分です。
脚の先端を削るときには4角の面を、上、裏、左右と削り、角を落とすように削ってある程度丸く(円錐形)にしてからカッターで鉛筆を削るようにして形を整え、仕上げにサンドペーパーを使って滑らかにしています。
ところで、先日100円ショップでこんなものを購入しました。
左は精密ヤスリの3本セット。東急ハンズで買った丸いタイプのみ持っていたのですが、平たいタイプも欲しいと思っていたところ、100円ショップ(ダイソー)で見つけたので買ってみました。まだ使っていないので使い勝手等は分かりませんが、ハンズで買ったヤスリが450円位したので、使えれば儲けものってとこですかね。
中央は精密ハンドドリル。これもピンバイスという、ドリル部分を交換できるものを持っているのですが、少し太いのが欲しかったのと、ドリル部分を交換するのが面倒なので、以前0.5cmと0.8cmの2本セットを買ったのですが、充分使えるので、ひとつ上のサイズのセット(1.0cmと1.5cm)を買ってみました。これもダイソーです。サイズ(直径)がどの程度正確かは分かりませんが、そもそも使う人間がそれほど精密じゃないので...
右は別の100円ショップ、セリアで見つけたレザー調のシート2枚組(下)と、スクラップブッキングなどに使うらしい小さな額縁(上)です。レザー風のシートは所謂合皮なので劣化が早いかも知れません。額縁は開封していないのでどうなっているのかは分かりませんが、そのまま額縁として使えそうですね。
今すぐ使うあてはないけど、100円ショップのものは一期一会なので、なんとなく気になるものは取りあえず買っておくことにしてます。
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