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2012/09/04

【ドールハウス工作】 No.24 ディスプレイコーナー No.2/画材のミニチュア

(。◕‿◕。) 前回、ちょっとだけご紹介したディスプレイコーナーです。

ドールハウス(ディスプレイコーナー)

カンバスとイーゼル、エプロンとハンガーを追加し、アトリエに見立ててミニチュアを配置してみました。椅子とテーブルはマリンイメージの家具を使用。

ドールハウスと呼ぶには壁面が寂しいけど、汎用性を持たせるために、壁面には何も飾っていません。

エプロンの布地は端布を使用。ダンガリーだったかな?

エプロンのミニチュア

ミニチュアサイズだとデニム生地のように見えます。

ミニチュア作品に布を使う機会は時々ありますが、布選びは意外と難しいものです。

というのは、小さく切っても厚さや織りはそのままなので、例えばカーテンなんて、かなり顕著に“粗”がでます。カーテンにしては布の張りがありすぎて、どうしても不自然になります。

実はこのディスプレイコーナーに飾ったカーテンも、だいぶ前にレースだけを買っておいたのですが、これに合わせる布がなかなか見つからなくて作れませんでした。白いカーテンにしたかったのですが、白と言っても色々な白があり、なかなか質感が合わなかったのです。

でも、抽斗の中を漁ったら、礼装用と言うか、お葬式かなんかで貰った白いハンカチ出てきて、併せてみたら、これがピッタリでした。なお、カーテンとして掛けた後に霧吹きを掛けて、少し布を落ち着かせてあります。

このディスプレイコーナー、前に書いたように、スチレンボードと牛乳パックで作っています。

以前の記事『【ドールハウス工作】 No.20 ミニチュア手回しミシン』でご紹介した『壁と床の本』の作品例が、こういう感じ(=コーナーという意味)のディスプレイコーナーで、本では木の板で作っているのですが、それを手軽にスチレンボードスチレンボード(またはスチレンペーパー)で作成し、出窓の部分は主に牛乳パックで作っています。

スチレンボードは表面に紙が貼られていて、表面はもちろん、小口(切り口)もよく絵の具が載ることもあり、塗装してしまえば、その質感を消せるので、カッターだけで加工できることもあり、大変使いやすい素材です。(紙が貼られていないものはスチレンペーパーと呼びます。)


 

 

 

【作り方-概略-】

スチレンボードは5mm厚のもので、床は二枚重ねにして1cmに厚さにし、壁は1枚で作成。

木の部分(幅木とか床の表面とか...)はヒノキなどの工作材で、茶色っぽい色は、セリア(100円ショップ)のウォールナットという色の水性ニス。それ以外はアクリル絵の具で着色しています。

壁は塗料を少し工夫して、筆致で塗り壁のような雰囲気を出しました。

下の画像で、手順の概略を示します。イメージを掴んでおいて下さい。

Atelier_howto00_2

注) 幅木とは床に接する壁に貼る化粧板で、回り縁とは天井と接する壁に貼る化粧板。

【材料1-板など-】(価格は過去に購入した際のレシートから転記)

  • スチレンボード(床・壁/A2サイズ=縦600×横450×厚5mm @475円)
  • 牛乳パック(出窓/1リットルサイズ1個)
  • 3mm厚バルサ(出窓の天井と棚板-ここでは棚板にアガチス材を使っているが、これは余っていたため 但し、棚板は目立つので、バルサよりアガチスかヒノキ工作材の方が見栄えはよくなる/90cm長 @228円)
  • 2mm厚1cm幅ヒノキ材(床板、幅木/90cm長×3本 @35円)
  • デコモール(回り縁/49cm長 幅やデザインにより @200円~)
  • 5mm厚1.5cm幅ヒノキ材(天井に見立てた部分/@70円)
  • 2mm厚5mm幅ヒノキ材(窓枠/90cm長 @25円)
  • 経木(床側面=見える部分=の化粧用)
  • プラ板(窓ガラス/プラ板工作用のもの 代わりに食品などの透明なプラスチック容器でも可/100円ショップで入手可能)

【材料2-塗料など-】

  • 水性ニス(ステイン=100円ショップセリアで購入したウォールナット/床や幅木・回り縁、出窓の棚板に使用)
  • 水性ニス(つや出し/仕上げ用)
  • アクリル絵の具(壁や窓枠塗装用/ここでは、ジェッソとモデリングペースト、アクリル絵の具を混ぜて、塗り壁のような質感を出している)

【材料3-その他-】

  • 窓ガラス用カッティングシート(窓ガラスの飾り 好みで使用)

【道具】 カッター、鋸(ピラニアのこなどの目の細かいもの)、ボンド(木工用、多目的ボンド)、マスキングテープ(塗装の際に使用)



 

【作り方】

1. 床や壁をスチレンボードから切り出す

下図は上から見た図。

Atelier_howto1

床は2枚を貼り合わせて1cmの厚さにする。壁(背)は壁(横)の厚み分(0,5cm)長いので注意。壁の高さは21.5cmだが、これはたまたま切りやすかっただけで、好みの高さで構わない。

2. 床を作る

2-1 スチレンボードの床を木工用ボンドで2枚貼り合わせる。

2-2 経木は幅は3cm×長さ32cm(1cmの糊代を含む)にカット。2辺の側面(見える部分)に経木を貼る。角に切り込みを入れて、スチレンボードの表と裏および壁に隠れる部分に糊付けする。(下図参照)

Atelier_howto4

2-3 床の上にヒノキ材を貼る。

2mm厚1cm幅ヒノキ材を13cmの長さにカットして木工用ボンドでスチレンボードの表面に貼る。ボンドが乾いたら水性ステインを塗り、ステインが乾いたらつや出しニスを塗る。

3. 出窓を組み立てて壁に接着する

最初に出窓部分のクローズアップ画像を見てイメージを掴んで下さい。

 

Dolshouse_atelier04_sjpg Dolshouse_atelier05_s

3-1 牛乳パックと棚板、天井用の木材(バルサなど)をカットする。

Atelier_howto2

(今回、棚板の奥行きは3cmにしたのは、余っていたアガチスの幅が3cmだったためなので、好みで変えても結構です。)

棚や天井の幅が7cmなのは、使用した牛乳パックの“内-内”の幅が7cmだったため。使用するパックの幅を計ってサイズを決める。、

牛乳パックの側面の幅が2.8cmなのは、棚板を2mmほど壁から出すために3cmより2mm少なくしたため。牛乳パックは2枚重ねにするので、同じサイズを2枚切り出す。

1枚はそのまま(aとする)。もう一枚は側面用2枚、窓部分1枚の3枚に切り離す(bとする)が、切り離すときに、牛乳パックの折り目部分を除く。

3-2 切り離さない方の牛乳パックに窓を開ける。

窓枠などを接着するための余白を1cm残して切り抜く。(切り抜いた部分が4.8×6.8cmくらいというのは、切り出したものを計ったらそのサイズだった。これは、後で窓を組み立てるときにガイドとして使用するので、捨てずに取っておく。)

aを、白い面を外側にして折る。bの窓部分をaの下に置いて、切り取った窓を写し取る。窓を切り抜き、aの内側に、印刷面を内側にして貼る。(つまり、出窓の内も外も白い面が外側になる)

bの側面も同様にaに貼り付ける。

3-3 牛乳パックをコの字に折って、内側に棚と天井を貼る。

Atelier_howto3

組み立てる前に棚を塗装しておく。(水性ステインとニス)

左は棚板を貼って上から見たところ。右は横から見たところ。棚が2mm出っ張っている。

3-4 スチレンボードを出窓のサイズにくり抜き、木製ボンドを切り口に伸ばして出窓をはめ込む。(使用した牛乳パックの幅は“外-外”のサイズで7.1cmだったが、使用するパックのサイズを測ってくり抜くサイズを決める。)

4. 床と壁を組み立てる。(1の図参照)

5. 壁を塗装する。

好みのアクリル絵の具で塗装する。

今回は、ジェッソ3:モデリングペースト1の割合で混ぜたものにアイボリーのアクリル絵の具(トールペイント用)を混ぜて、薄いアイボリーにしたものを使用。

床や出窓の棚はマスキングテープで汚れないよう保護する。

今回、外側は、上記塗料を水で少し薄くしたたものを塗っただけで済ませた。

6. 窓を作成し接着する。

プラ板を窓穴のサイズより3mmほど大きくカットし、2mm厚5mm幅ヒノキ材で窓枠を作って貼る。(この作業の時、3-2で切り取った窓の牛乳パックをガイドとして使うとよい。)

これを出窓の内側から張る。(外側も重視するなら、窓は外側から張り、窓枠だけもう1つ作って内側から貼る。)

7. 幅木や回り縁、天井に見立てた板をカットして、塗装(+ニスで仕上げ)後、壁に貼り付ける。

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