【ドールハウス工作】 No.2 ケーキカバーとお菓子(パブロヴァなど)
(。◕‿◕。) 今のところ、家にあるものでミニチュア雑貨を作っていますが、これも、一口チーズが入っていた容器を見てピコーン と閃いたもの。
それがこれ、ケーキカバー(フードカバー)。
実物はこんな感じのもの↓です。
で、空(から)というのもなんなので、『パブロヴァ』(右のケーキ)を作ってみました。
パブロヴァについては後述することにして、大きさは、パブロヴァの直径が3.2cmくらい。
作り方は、メラミンスポンジ(激落ちなんちゃらとかそういうの)を土台にして、100均のスイーツデコグッズのコーナーで売っている生クリーム(シリコン)と金太郎飴のようになっているフェイクフルーツで飾ったもの。
フルーツがまだ残っているので、ついでに作ったのがフルーツ入りのヨーグルト。
ガラス器に見立てた器の直径が1.4cmくらい。
ところで、ブログ主がケーキケースの存在を知ったのは、ドイツ(語圏)での朝食の時。
ドイツやスイス、オーストリアなんかでは、朝食にチーズやレバーペースト、ハムなんかがふんだんに出ます。それで、チーズが乾かないように、このフードケースに入れられているのを時々見かけました。
試しに、前に作ったチーズやバターを入れてみると、こんな感じになります。
ケーキはもう一種、チェリーパイを作ってみました。
100円ショップでマカロンの皮(?)を見つけて閃いたもので、右はそれを使ったもの。左はこの程度なら紙粘土でも作れそうと、家にあったお弁当用のアルミカップを利用して。
ジャムに見立てたのは100円ショップで買ったガラス絵の具というもので、最初は左のように不透明だけど、乾くと透明感が出てきます。
こんなの↓
で、『パブロヴァ』(pavlova)ですが、単に『パヴ』(pav)とも言い、クリーム入りメレンゲにフルーツを加えた、ひたすら甘いケーキ。
実はなんて説明しようかと、手持ちの電子辞書(ジーニアス英和大辞典)で調べたのだけど、『〔豪〕』(=オーストラリア)って書いてある。
あ~あ、やってしまった...
ニュージーランド人が怒っても知らないよ
このケーキ、実は、ニュージーランドとオーストラリアで本家・元祖論争があるのです。
ブログ主は20年以上前に出張に行って初めてこのケーキを知ったのですが、その後ニュージーランドが気に入って何度も旅行したので、その時に買い求めた本だと思うけど、“A Personal Kiwi-Yankee Dictionary 2nd Edition”(現在は下のような装丁になっているみたい。)によると、
“もしあなたがオーストラリアに旅行したら、このケーキはオーストラリアが起源だという、全く根拠のない噂を聞くかも知れない。...私は確信を持ってこう言える。それは戯言(たわごと)に過ぎず、パブロヴァは『神の国』(Godzone =ニュージーランド)で生まれ育ったものだと”
などと書かれていますw
話が前後してしまいましたが、パブロヴァという名前は、ロシアの伝説的バレリーナ、アンナ・パブロヴァが1920年代にニュージーランドを訪れたとき、ニュージーランド人を魅了したために、彼女にちなんで付けられた名前です。前述の本によると、『National Dessert』(国民的デザート)だそうです。
別にフルーツはキウィでなくてもいいのですが、ブログ主はニュージーランドでしか見たことがないので、キウィで飾ってみました。なお、ケーキのような形ではなく、パフェのようにグラスに盛ってある場合もあります。
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