消費税と軽減税率 ヨーロッパの実情
これはブログ主の覚書です。
消費税率引き上げとともに生活必需品などの軽減税率が議論されていますが、他国の状況が知りたくてずっと探していました。
ようやく見つけたのが、国税庁のサイトの『食料品等に対する軽減税率の導入問題 』という論文。(全文はPDF)
ざっと拾い読みをしただけなので、あとでゆっくり読んでみようと思います。
ところで、下の画像の右側は、読売新聞に載っていた『主な軽減税率の例』という表です。記事には生活必需品の軽減税率について、もう少し詳しく書かれているのに、なぜ表にはこんな極端なな項目を採用したのかは疑問。
まぁ、それはいいとして、ブログ主の記憶では、ドイツでは日常に消費する食料品は軽減税率が適用されていたので、2002年の滞在中に記録していた手帳を引っ張り出してみたら、分かりやすいレシートが貼ってありました。(こういうのを後から見る楽しみがあるから、レシートのような紙切れでも持って帰っちゃうんですよね。 )
レシートを見ているだけで、この日の夕食、日本食を食べたいというロシア人の女性に手料理を振る舞ったことを思い出しました。
それと、この頃はユーロ導入直後で、まだユーロに慣れていないため、DM(ドイツマルク)での金額も併記されているレシートも少なくありませんでした。(交換比率は1Euro=1.95583DM)
レシートを見て分かるように、野菜や肉、米といったものは軽減税率(7%)が適用されており、おろし金にはされていません。(当時、付加価値税は16%だったようです。)
でも、こんなに明確に表示されているのは、持ち帰ったレシートの中ではこのレシートだけでした。あとは、明細は税込み金額のみ。
ちなみに、当時のレートは、1ユーロ=117円だったのですが、まあ、100円て感覚でした。メモを見ると、スティック糊(0.99)、豚肉200g(1.85)、バナナ2本(0.40)、キッチンペーパー2ロール(1.19)、列車内で買ったコーヒー(2.55)、新聞(1.20)という感じです。(カッコ内はユーロ/税込み金額)
前述の論文には、詳しく各国(フランス、イギリスなど)の軽減税率対象品目が書かれているので、ご興味がおありの方は是非読んでみて下さい。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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