1941年12月8日の川崎
1941年12月8日は真珠湾奇襲攻撃が行われた日で、今年は開戦70周年にあたります。
ポストに入っていた医療生協のチラシ(会報って言うのかな)のコラムに、当時の川崎の様子が記されていました。このチラシには、川崎の歴史コラムが連載されていて、ブログ主は読むのを楽しみにしています。
以下、一部抜粋してご紹介。
70年前の1941年12月8日、ラジオはいつもと違い勇ましい「軍艦マーチ」を流し、こう国民に告げた。
「帝国陸軍は今(こん)8日未明、西太平洋に置いて米英軍と戦闘状態に入れり」と大本営発表を告げた。日本国民は、次々と流される戦果に興奮し、戦意を高めていった。
川崎市では、翌9日、急いで市会を招集し、35万市民と共に「聖戦」への決意を固めた。13日は全市町村会の大会を開き、火の玉となって勝ち抜くことを誓い合った。
しかし、結果は...
下は、記事に掲載されていた写真ですが、空襲後のものでしょうか。
同様の写真を含め、川崎市における戦災の状況は、総務省のHP、「国内各都市の繊細の状況」で知ることができます。(リンク先は川崎市のページ)
10日はタイムリーにNHK総合で、『真珠湾からの帰還』というドラマを放映していました。特殊潜行艇の乗組員でただ一人生き残り捕虜第一号となった坂巻和男少尉を主人公とするドラマで大変見応えがありました。(その内リンク切れになると思うけど、公式サイトはこちらです。)
ドラマをあまり見ないブログ主は途中でようやく気づいたけど、主人公を演じたのは青木崇高(あおき むねたか)さんで、『龍馬伝』で後藤象二郎役をやっていた方ですね。今後も観るのが楽しみな俳優です。
ところで、ドラマを見ないと言っても、スペシャルドラマ『坂の上の雲』には今年もハマッテます。今回は二百三高地の攻防がテーマでしたね。昨日(12日)は、これに合わせてBSプレミアムで『二百三高地』も放映されていました。
原作では、この辺りは映画同様、「○○隊 全滅、○○隊 全滅、○○隊 ほぼ全滅...」のように、突撃が悉く失敗に終わり、読むのがやや苦痛になる部分ですが、映像になると、さらに悲惨で...
でも、ドラマも映画も甲乙付けがたく楽しめました。
あと2話で終わっちゃうのがもったいない...
バルチック艦隊の航海の件(くだり)が原作では面白いのですが、どこまで映像化されるのだろうか...
あと2週、この国の礎を先人達がどのように築いていったのか、思いを馳せながら楽しむことにします。
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