Google Mapでそぞろ歩き
旅の写真の整理ついでにフィルム(ポジフィルム)をスキャンしてデジタル化する作業はほぼ完了。並行してアルバム(ブログのマイフォト)も一部作ったけど、これは時間があるときにのんびりと楽しみながら続きを作ろうと思います。
ブログ主は1998年頃まではネガフィルムを使っていたのでプリントしてあるけれど、それ以降はポジフィルムを使うようになって、プリントした“写真”があまりないので、これを機会にあらためて一通り、写真を見ることができました。
所々、記憶が薄れている場所や、場所が特定できない画像があったけど、今更ながら“ネットの力”を再確認。観光局のHPを見たり、建物や山の名前に当たりをつけて画像検索をすることで確認できたり。
中でも、Google Mapの威力は絶大でした。
ご存じの方も多いと思うのですが、Google Mapをご紹介。
まずは通りの名前などで地図を見つけ、適度にズームアップしておいてから人の形のアイコンを「立ってみたい場所」にドラッグ&ドロップ。
Google Mapの情報があれば、画面が一転、街の風景になります。
後は道を進んだり(通りの先の方にカーソルを持っていってクリックしてその場所に移動したり、矢印のようなものをクリックすると直進できる)、所々で建物などの正面をクローズアップしたり、脇道に入ってみたり、そぞろ歩きが楽しめます。
画像には映っていないけれど、通りの名前も表示されるので、地図を片手に街を歩いている気分になります。
但し、メモリをかなり使うので、スペックの低いPCだとメモリ不足で操作が重たいかも。それと、古い町などでは静止画像というか、写真しか見ることができない場所も多かったけど、写真と写真を上手くリンクさせてあって、なるべくスムースに視点を移動できるように工夫がされていました。
最近、旅番組でも、BSでやっているものは、旅行者の視線でブラブラと歩くといったものが増えていますね。NHK(BSプレミアム/地上波総合で再放送あり)の『世界ふれあい街歩き』(リンクは番組HP)は時々見るけれど、特に観光名所を訪ねるわけでもなく、ナレーションも、歩きながら呟いているという感じで邪魔をせず、旅行気分が味わえます。
実際、ブログ主は一人旅が多く、基本的には(名所旧跡も訪ねるけれど、)街をブラブラ歩いていることが楽しいので、この番組のような感じで旅しています。
下はヨーロッパを旅する人にお薦めの本。『ヨーロッパが面白い〈上〉』、『ヨーロッパが面白い〈下〉』。
著者の紅山雪夫氏(べにやまゆきお)は元々旅行会社に勤務されていたそうで、旅の経験が豊富なだけでなく、(特に日本人が、)ヨーロッパを旅するときに疑問に思う、建築や文化などに造詣が深く、しかし本の中ではわかりやすく解説してくれています。特に宗教(キリスト教)は日本人には馴染みが薄いことが多いけれど、宗教画や彫刻を鑑賞するポイントも分かります。(まぁ、ブログ主はラファエロ以外の宗教画はほとんど興味がないけれど。)
旅をするときには予備知識を持たず、見たままを味わいたいという人も多いかも知れないけど、ブログ主は“入念に下調べする派”なので、この本を読んでから、旅が益々充実しました。
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