国際成人力調査（PIAAC）

今日の朝刊に載っていたけれど、OECD（経済協力開発機構）が今度は大人の学力を調査するようですね。

“Programme for the International Assessment of Adult Competencies”（PIAAC：ピアック）という調査だそうで、「国際成人力調査」と訳されています。

詳しくは『国立教育政策研究所』のサイトに書いてありますが、

“「成人力」とは知識をどの程度持っているかではなく、課題を見つけて考える力や、知識や情報を活用して課題を解決する力など、実社会で生きていく上での総合的な力のことをいう”

そうで、調査対象者は“無作為に抽出された日本国在住の16歳以上65歳以下の男女個人”

とのこと。

調査結果は2013年に発表だそうですが、地デジ移行直後の問い合わせ件数が十数万人もいるようでは、どうなることやら．．．（問い合わせの中には文句言いたいだけの人もかなり含まれていそうですが．．．）

調査は、『読解力』、『数的思考力』、『ITを活用した問題解決能力』の3分野で“日常生活や職場で必要とされる技能”を計るそうですが、例えばこんな問題だそうです。

■読解力（文章や図表を理解し、評価し、活用する力）

• ホテルなどにある電話のかけ方の説明を読んで、指定された相手に電話をかけるにはどのように操作したらよいかを答える
• 図書館の蔵書検索システムを使って、指定された条件に合う本を選ぶ
• 商品の取扱説明書を読み、問題が起きた時の解決方法を答える

■数的思考力（数的な情報を活用し、解釈し、伝達する力）

• 食品の成分表示を見て、許容摂取量を答える
• 商品の生産量についての表をグラフにする
• 作成中の伝票を見て、商品の売上げ金額を答える

■ITを活用した問題解決能力（コンピューターやウェブ等を使用して必要な情報を収集し、評価し、他の人とコミュニケーションをし、与えられた課題を解決する力）

• 指定された条件を満たす商品をインターネットで購入する
• 複数の人のスケジュールを調整したうえで、インターネットでイベントのチケットを予約する
• 表計算ソフトで作成された名簿を用いて、条件を満たす人のリストを作成した上で、そのリストをメールで送信する

問題の例は、http://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div03-shogai-piaac-reidai.htm　にもあります。

なお、調査対象の国は下の26カ国だそうです。

出典：国立教育政策研究所サイト

少し前は秋のような涼しさの日が数日ありましたが、やっぱり

ι(´Д｀υ)ｱﾂｨｰ

同級生の皆さんも思い思いの暑さ対策や夏バテ対策をしていると思います。

左の画像は、ブログ主が作った．．．ものではありません。

友達が自作した『アッパッパ』。

多分、『アッパッパ』って死語でしょうね

『アッパッパ』とは、ブリタニカ百科事典によると、「第1次世界大戦後の大正末から昭和初期にかけて普及した、日本で初めての婦人既成服に名付けられた関西風の俗称。半袖の緩やかな夏用ワンピースで．．．」といった説明がなされていますが、イメージするのは画像のような服ですね。

関東民の友達とブログ主でも充分通じる言葉です。（まぁ、我々の母親世代の言い方だけど）

死語と言えば、他に思いつくのが『カチューシャ』とか『ヘップサンダル』かな。

カチューシャというのは馬蹄形のヘアバンドですが、辞書によると「大正期に演じられたトルストイの『復活』の主人公の名からつけられた』とあるので、松井須磨子が劇中でカチューシャをつけていたのかな？

ヘップサンダルは今風に言えばミュールだけど、ご存じの通り、オードリー・ヘップバーンが『麗しのサブリナ』で履いていたから、Hepburn＋sandalの和製英語。そう言えば、『サブリナパンツ』も死語かな？

ブログ主は裁縫もできないし、暑さ対策は食生活で。

新聞に載っていた『ニンニクペースト』を使った冷やし中華で夏バテ防止です。

ニンニクペーストとそれを使った冷やし中華のタレの作り方は“私家版スクラップブック（レシピ一般）”にupしておきました。