パオル君の“骨壺”って...?
昨日はサッカーの日本代表がアジアカップでカタールを破り、見事四強入りをしました。
...って、負けるかと思って興味をなくしていたら寝てしまい、勝ち越しゴールは見逃したんだけど...
目が覚めたらウクライナ-ヨルダン戦をやっていて、こちらの試合は白熱して面白かった。
話は脱線するけど、ヨルダンの選手で鉢巻きをしている選手がいましたね。(アディダス製のように見えたけど、記憶違いかも知れません。)
よく、カチューシャ(←死語かも...)を着けている選手は見るけど、鉢巻きなんて着けてもいいんですね。知らなかった。
日本も、侍なんちゃらというなら、カチューシャなんて女々しいものじゃなくて、鉢巻きにすればいいのに...
サッカー繋がりで、今朝の読売朝刊に『パウル君 ついのすみか』というタイトルの記事に目がとまりました。
昨年の夏話題になった予言タコのパオル君(『予言( ・◎・ )タコ~』)の記念像が、住んでいたドイツの水族館に飾られたとのこと。
カラーの画像で見ると、かなりリアルな像のようです。
ただ、気になったのは、「(像の)ボールの内部には金箔を貼った“骨つぼ”が安置され」という部分。
と思ったのですが、中には、「昨年10月に死んで火葬されたパウル君の灰が収められている」のだそうです。
ちなみに、ドイツのサイトで詳しい記事を検索したら、Spiegel (シュピーゲル)という雑誌のサイトに見つけました。(リンク先は元記事)
(右の画像:縦に長いので、新しいウィンドウかタブで開くと良いかも)
骨壺云々の該当の部分は、
“Darin befindet sich ein kleines Holzdöschen, eigens aus Indonesien, mit Pauls Asche, das sind ungefähr 15 Gramm”
と報じてあって、これによると、(ボールの内部には)「約15gのパオルの灰を収めたインドネシア製の“木箱”が入っている」ようです。
これが元記事ではないみたいですが...
別に読売の記事に難癖を付けているわけではなくて、なんとなく、ドイツ人なら、“骨壺”という表現は使わない気がしました。でも、“遺灰”が入っているなら日本語では“骨壺”と表現するのが普通ですよね。
ただ、骨のないタコの骨壺というのが、私には文字通り“ツボ”だったわけです...
むしろ、つっこむべきは“ついのすみか”? 「もう死んじゃってるだろうに...」というのは野暮ですね。
だって、
( ゚◎゚)<僕はみんなの心の中に生きているよ
ですよね。
ついでに言えば、“入っている(=存在する:sich befinden)”というのも、やはり自然な日本語では“安置されている”というわけですね。
ところで、この記事に関して調べてたら、面白い記事を見つけました。
昨年の7月の記事で、見出しは『タコの「パウル」に骨占いはできず=南アフリカ大統領』というもの。
南アの大統領によると、
「アフリカでは動物の骨を占いに使うのが一般的であり、骨のないタコは当てにならない」
だそうです。
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