「空をくもらす火煙よ...」
※公開時から少し追記しました。
先日(12月25日付け)の読売新聞夕刊に、『工場萌え 夜景ツアー』というタイトルの記事が掲載されていました。
夜の工場群を眺めるツアーが大人気で、京浜工業地帯を屋形船から眺めるツアーも、月2回の開催で、毎回大盛況。バスツアーも満席だとのことです。
我々の小学生時代は、公害が大きな話題になっていて、よく光化学スモッグも発生していたし、大気汚染の元凶としてあまりいいイメージではなかった工業地帯が観光資源になっているのは不思議な気がします。
「大気汚染の元凶」と書いたけれど、当時は光化学スモッグ注意報も、「ああ、またか。」って感じだったし、空気が汚いと言われても、小学生では他の土地をあまり知らないし、こんなものかと思っていたんじゃないかと思います。
夕方、教室の窓から、空を赤々と照らす火煙に見とれたりして...
公害で思いだしたけど、授業で公害について学ぶので、事前に調べてきなさいという宿題が6年生の時に出ました。で、ブログ主はkaigaさんと二人でいきなり市役所に行って、「公害についてお聞きしたい」というようなことを受付で言いました。今から思うと赤面ものだけど、市役所の方は担当者(?)に取り次いでくれ、デスクの脇に椅子を用意して二人を座らせ、色々と説明してくれました。資料も集めてくれて... 今更ながら、ご迷惑をおかけしました。
m(_ _)m
校歌に話を戻すと、校歌(二番)も、
古い歴史の寺町に
今 立ち並ぶ 鉄の塔
空をくもらす火煙よ
わきたつ希望を この胸に
伸びよう 今日もたくましく
川崎大師小学生
という歌詞で、日本の産業の中枢を担っている自負みたいなものが感じられ、決してネガティブなイメージではないですね。
(この校歌がいつ作られたのかは、ちょっと調べた限りでは分からなかったのですが...)
その後、作詞者(小林純一)や作曲者(中田喜直)の名前をgoogle先生にお伺いしたところ、下記のように書いてあったので、それほど古くない時代...高度成長期あたりにできた校歌ではないかと想像。
小林純一 こばやし・じゅんいち:東京都 出身 明治44年(1911年)生 昭和57年(1982年)没
中田喜直 なかた・よしなお:東京都渋谷区出身 大正12年(1923年)8月1日生 平成12年(2000年)5月3日没
工場群の捉え方が時代と共に移り変わっていくのが面白いな、と思いました。
そして、校歌について調べていたとき、たまたま「かながわ検定」なるものを見つけました。
これがかなり難しい...
過去問題(第2回)が全て載っているページはこちら。
取りあえず、3級の問題を見たいという方はこちら。(PDFファイルが開きます。)
試しにブログ主が3級にチャレンジしたところ、100問中正解は55問という低正答率...
しかも、正答の内、ある程度自信を持って答えられたのは半分ほど...
(ノ∀`)アチャー
歴史の一般常識として知っているものや、こんな問題(↓)は分かったんだけど...
51. 昭和53(1978)年、横浜ベイスターズ(旧・大洋ホエールズ)は、横浜に本拠地を移したが、横浜の前の本拠地はどこか。
①川崎 ②千葉 ③仙台 ④横須賀
ちなみに、この問題は分かりますか?
97. 神奈川県のマークは、昭和23(1948)年に公募により選ばれ制定された。図案化された文字はどれか。
①神 ②風 ③花 ④海
問題にはマークの画像は載っていないけれど、皆さんご存じのように、神奈川県のマークはこれ(↓)。
これから正解は想像がつかなかった...。
orz
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