ゲゲゲの女房 21週 『戦争と楽園』
いつもは、土曜日にまとめて視聴している『ゲゲゲの女房』だけど、今週だけは毎日録画予約をしてその日のうちに見ています。
丁度、戦争中の出来事がテーマになっているからで、今日は第21週『戦争と楽園』でした。(リンク先は『あらすじ』のTOP。自動的に動画が再生されるので注意。)
これを観て、先日放映されたズンゲン部隊のドキュメンタリをもう一度観たくなり再生。内容を時系列にwebページ『生き延びてはならなかった最前線部隊~ニューブリテン島 ズンゲン支隊』にまとめてみました。
最初と最後に水木しげる氏もインタビューで登場し、「味方だけど地獄みたいな味方だった 避ける(思い出したくない)思い出かも知れない。」と語っていらしたけれど、何度も死ぬことを命令される状態は想像を超えています。
しかし、『玉砕』とは、何と美しい響きの言葉でしょうね。意味するところは『全滅』なのに。
手元の雑誌(『文藝春秋』2005年11月号の特集)によると、中国南北朝時代の『北斉書』、「大丈夫寧可玉砕、不能瓦全』(玉となって砕くとも、瓦となって全からじ=貴重な玉のまま砕かれるとも、瓦(かわら)として恥多き生を全うしようとはしない)から取ったそうですが、始めからこの言葉が使われていたわけではなく、日中戦争の頃は『肉弾吶喊(にくだんとっかん)』と呼んでいたそうです。
この特集の中で、「ドイツに特攻はあったのか」という話題が出ていました。比較的日本人に似た精神構造を持っているのか、ヒトラー・ユーゲント(ナチスドイツの青少年組織)などには特攻志願者が結構いたそうですが、戦後のドイツの復興に備え、優秀な青年には特攻を禁じたとか。
こんな文章を、東海大相模vs成田高校の試合で流れる『宇宙戦艦ヤマト』を聞きながら書ける平和に感謝しつつ...
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