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2010/08/31

坂本龍馬暗殺の黒幕は...

今日は、先日(8月29日)放映された『龍馬伝』の録画を視聴。

見た感想は、

 

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \ /  \

 

せっかくの『薩長同盟』の回なのに、記憶に残ったのは岩崎弥太郎が新撰組に捕縛されて拷問を受けるというコントシーン。

土佐藩邸だかから連絡を受けた京都見廻組に危ういところを救われ、ボロボロの姿で通りに放り出されたところに龍馬が遭遇という、いつものパターン。

 

もうね... il||li(つω-`。)il||li

 

新撰組の拷問と言えば、古高俊太郎(ふるたかしゅんたろう)。

池田屋事件に繋がる、尊皇派による御所焼き討ちの計画が発覚したのは、逆さ吊りにされて足の甲に五寸釘を打たれ、蝋燭を立てて火をつけるという拷問に耐えかねて古高俊太郎が自白したから

新撰組を扱ったドラマでは欠かせないシーンであり、新撰組の拷問の凄まじさを物語ります。

 

助かって良かったね、弥太郎 (´;ω;`)

 

さて、今後の大きなイベントは、

  • 慶応2年(1866年)6月7日~ 第二次幕長戦争(長州征伐)、長州視点からは四境戦争または防長四境の役→慶応2年9月、家茂の死を機会に撤兵
  • 慶応3年4月14日 高杉晋作病死
  • 慶応3年10月14日 大政奉還
  • 慶応3年11月15日 坂本龍馬暗殺

といったところでしょうか。

歴史的イベントがどのように映像化されるのかが楽しみなので、この辺りを楽しみにしてます。(できれば、小学校2年生の時の遠足で横浜に向かうバスで、生麦を通過するときにガイドさんから説明されて以来、生麦駅を通る度に思い出す『生麦事件』が見たかったのですが...)

とにかく、ここに来て、ようやく京都守護職、松平容保(まつだいらかたもり)が登場しました。(リンク先はWikipediaの該当項)

ドラマではどの視点から描くかによって人物像は異なって当然なのですが、このドラマでは当然のことのように悪役でした。

でも、孝明天皇の信任厚く、京都守護職の任についていた当時、多分20代後半くらいに撮影された写真を見ると分かるように、宮中に参内すると女官達が色めき立つほどの細面の美男子だったそうですよ。

松平容保と書いて思いだしたのは、少し前に、NHKの『歴史秘話ヒストリア』で取り上げていた徳川慶勝(よしかつ)。

松平容保と他の2人の兄弟と共に高須四兄弟と呼ばれていましたが、写真オタクのお殿様だったそうです。

20100831_historia49

画像の上で右クリックして、メニューから別ウィンドウで表示する操作をすれば下まで見ることができます。

(後に兄弟で敵味方に分かれて戦うことになるという運命の悪戯を知り、興味を持ったので調べたら、城山三郎の『冬の派閥』という本で読めるようなので、この夏リストアップしておいた他の本と共にポチっておきました。)

敗者の側から観た幕末というのも読んでおく価値があるかと思います。

さて、タイトルに書いた『坂本龍馬暗殺の黒幕』ですが、ドラマでは終盤にかけて、誰が龍馬を殺したのかという『ミステリー仕立て』になるそうです。

 

(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !! 

 

それで思い出したのが、少し前に連続で放映していた『古地図で巡る龍馬の旅』という番組。

ここでも龍馬暗殺の謎を推理をしていました。

古地図で巡る龍馬の旅

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価格:1,050円(税込、送料別)

この番組でも紹介されていましたが、龍馬暗殺の黒幕としては、幕府説、土佐藩説、薩摩藩説、紀州藩説、新撰組説、見廻組説などと色々あって、以前、民放でやっていた番組では、ある本の内容に沿って、中岡慎太郎実行犯という面白い説を取り上げていました。

どんだけ恨みを買っているんだ、龍馬さん...

(つД`;)

『古地図で巡る龍馬の旅』という番組の中では、

  • 武力による倒幕に固執する薩摩藩説…頻繁に薩摩藩邸を訪れる龍馬を殺す機会はいつでもあり、土佐藩邸のすぐ目の前の近江屋でわざわざ殺す必要はないから×
  • 新撰組説…そもそも暗殺直後から新撰組説は囁かれているが、局長である近藤勇が、「薩長は新撰組の仕業と思っているので気をつけるべし」と隊士に忠告している証言が幾つもあり×

などと次々に可能性をつぶしていき、黒幕は「大政奉還を最も憎悪する組織」ということで推理していくと、

  • あくまでも武力による倒幕を主張する薩摩と長州の動向を知る龍馬は、ソフトランディングを模索して、後藤象二郎を介して知り合った幕府若年寄格永井玄蕃(ながいげんば)と共に方策を練っていた。永井は幕府の中でも穏健派であり、二条城近くにある永井の住居に龍馬は足繁く通っていた。
  • 一方、幕府保守派は巻き返しを狙っており、その筆頭である松平容保の側近中の側近に手代木直右衛門(てしろぎすぐえもん)という男がいた。
  • 後年、龍馬を暗殺したと自白した京都見廻組の佐々木只三郎は二条城近く、永井玄蕃の住居近くに居を構えており、龍馬の動向は手に取るように分かっていた。
  • そもそも京都見廻組とは、新撰組と同様、京都の治安維持と情報収集を行う組織で、構成は旗本の師弟や会津藩の関係者の師弟で幕府に忠誠心のある精鋭である。
  • 養子に入ったため名字こそ違うが、手代木直右衛門と佐々木只三郎は実の兄弟であった。
 

ここまできたら、もう、黒幕は明らか

 

そう、

 

黒幕

 

後藤象二郎様
!!!

 

キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!

 

あの、土佐で ボッコボコにされた恨み を京で晴らしたのです!

 

と言うのはもちろん冗談で、京都守護職松平容保を黒幕として実行犯は佐々木只三郎を中心とする見廻組。

まぁ、定説の会津藩説というか幕府保守派説です。

後年、手代木の家族がまとめた伝記「手代木直右衛門傳」では、「蛸薬師なる坂本の隠家を襲ひこれを斬殺したり」という、死の間際に実弟が暗殺の実行犯であったと告白する言葉が記されているそうです。

ちなみに、「大政奉還の功績を独り占めしようとする土佐藩の後藤象二郎説」というのは、土佐藩にとっては今後新政府で発言権を得るために龍馬は生命線とも言える人物なので、ありえないとのことでした。

また、大政奉還の建白をするために二条城へ命がけで向かう後藤象二郎に宛てて、龍馬は、「失敗して後藤殿が切られた場合には海援隊を率いて戦い、討ち果てる覚悟なので、その時は地下(冥土)で会いましょう」というような手紙を書いているそうです。

 

な~んだ、残念

 

でも、私はまだ、後藤様がニヤリとしながら龍馬暗殺の指示を出すことにかすかな望みを抱いています。

( ゚∀゚)o彡 後藤様! 後藤様!

 

■以下は、ブログ主のための購入した本の覚え書きメモ

 

■ウィンドウに収まらないwebサイトを画像として保存する方法

今回、番組のサイトをリンクではなく画像で貼り付けてみました。

後でもう一度見たいサイトをブラウザ(ウィンドウズ・エクスプローラなどの閲覧ソフト)の「お気に入り」に登録しておいたのにリンク切れになったりすることはよくありますが、画像で1ページ丸ごと残しておくということが、フリーソフトを使うとできるようになります。

つまり、Webページをキャプチャし、BMP,JPEG,PNGといった画像として保存できるソフトです。

私が使っているのは、PHARMACYというソフトです。詳細は省略しますが、下のようなシンプルな画面で操作できます。

20100831_pharmacy_2

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