弄球
今日は気温も20度近くまで上がって、日差しも初夏のようです。
庭のモッコウバラも満開です。
黄色のモッコウバラは香りが全くないのが残念ですが...
(白のモッコウバラは香りがあります。)
今日は、病院に行くために駅の方に出かけたので、村上春樹の『1Q84 -BOOK3-』を遅ればせながら買ってきました。
それ以外に、書棚の間をぶらぶらと見て回って、興味深い本(というか雑誌?)を見つけたので、買ったのが、『週刊 司馬遼太郎6』(週刊朝日MOOK 900円)。『坂の上の雲』の特集です。
パラパラと捲って読んでみましたが、小説やドラマに関するエピソードが満載で、なかなか面白そうです。
例えば、正岡子規役の香川照之のインタビューでは、ドラマの途中で病死する子規を演ずるために、5ヶ月かけて少しずつ減量したそうですが、臨終のシーンを撮影するときには、減量前に比べて17kg減だったとか...
さすがプロ。
この本の中で、もう一つ、「へぇ」と思ったことがありました。
正岡子規は野球好きで知られていて、私も「“baseball”を“野球”と訳した。」あるいは「(一般にそう言われているが、)“野球”と訳したのは別の人」くらいは知っていたのですが、実際に“野球”と訳したのは中馬庚(ちゅうまん・かのえ)という野球創世記のスターだった選手で、1894年(明治27年)のことだそうです。
子規も日本語に訳しましたが、それは、タイトルに書いた『弄球』(ろうきゅう)だそうです。ただ、“打者”、“走者”というのは子規の訳とか。
ところで、野球と言えば、今はあまり地上波で取り上げられないので、専門のプロ野球ニュース番組はCS(フジテレビ系)でやっているだけですが、この中で流れる『今日のホームラン』コーナーのBGMが格好いい。
調べたら、ドイツの作曲家、ジェームス・ラスト(James Last)の“Vibrations”という曲だそうです。
あ、プロ野球ニュースと言えば、昔やっていたプロ野球ニュースの中で、CMに入る前に、視聴者からはがきで寄せられた、イラスト(似顔絵)が紹介されていたのを覚えてますか?
実は、あれに採用されたことがあるんです。
当時はジャイアンツのファンだったから、ジャイアンツの選手で描きやすい選手、確か、角とか土井を描いて送ったのに、何故か採用されたのは、ヤクルトの荒木大輔でした。
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