太宰治短編集
お彼岸が過ぎたというのに、冷たい雨が降っていますね。
そのため、この2日ほどは、すっかり引きこもってますw
最近は、PCでIPサイマルラジオのInterFM(76.1MHz)を流しっぱなしにしていますが、たま~に真剣に英語を聞き取ったりして、右脳を働かせてます。(ただ、ウチはADSL回線なので、電話がかかってくると、ラジオが切れちゃうことが分かりました。)
ところで、再放送らしいのですが、昨日~明後日まで、NHK BS2で、太宰治短編集をやってますね。(3月24日(水)~26日(金) 午後9:35~10:00)
昨日の分は録画して、さっき再生して観ました。
通常のドラマ仕立てではなく、アニメやCGなど、やや前衛的な手法の映像で、俳優の演技が邪魔しない分、本を読んでいるような感覚で観ることができました。
太宰は中~高校生くらいの時にほとんどの作品を読んだけど、あらためて読んで(観て)みると、人間の複雑な感情、エゴや愛情、不安感、etc.を描写するのが上手だなあと、今更言うまでもないことだけど、希有な才能の作家だったと思います。下は青空文庫からダウンロードした『女生徒』の冒頭ですが、男性が書いたとは思えないほど、このくらいの女の子が考えそうなことを、巧みな文章で珠玉の作品にしています。
(上は、以前もご紹介したテキストビューワですが、ブラウザでそのまま見るのと違って、非常に読みやすくなります。)
『女生徒』は、女子高生がブログに書いているという設定になっていたようですが、今なら、twitterで、「起きたなう」とかなっちゃうのかな?w
俗に言う『中二病』っぽい太宰の作品は、若い(=子供の)頃に読むとかなり衝撃的ですが、今読んでみると、また違った味わいがあります。
昨日は『走れメロス』もやっていて、暴君の王様を演じていた役者さんが、どこかで見たような...と思ったら、『龍馬伝』で、吉田東洋役をやっている田中泯(たなか みん)という人でした。調べたら、舞踏家なのだそうですが、ものすごい存在感のある方です。
NHKと言えば、NHKは星新一のショートショートも映像化してますよね。あれもなかなかいいですね。最近、民放では薄っぺらいドラマが多いので、それと比較するとNHKの底力を感じます。尤も、作品自体の出来がいいからでしょうけど。
昨日、テレ東で、浅田次郎の『シューシャインボーイ」をやっていて、俳優は良い演技をしていて楽しめたのだけれど、浅田次郎の小説は、リアルな映像にしてしまうと、ご都合主義だったりする部分や矛盾点が見えてくる気がして、他の作品をNHKのような手法の作品で観てみたいなあと思いました。
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