Picasa 3をインストールしてみた( ^ω^)
皆さんは、デジカメで撮った画像なんかの管理や編集って、どうしてますか?
私は、スキャナを購入したことで、バンドルされていたPhotoshopが手に入ったので、高度な編集はこれを使いますが、ブログにUPしたりする程度の画像なら、Googleで無償提供されているPicasa(多分、ピカサと読むんでしょう)と、Win機なら大抵バンドルされているPicture Managerというソフトで済ませてしまいます。(東芝DynaBookのPCなので、他にも東芝製のバンドルソフトが入っていますが、こちらはほとんど使いません。)
Picasaは、最近まで、バージョン2を使用していたのですが、バージョン3があることに気付き、早速インストールしてみました。(ダウンロードする場合はこちら)
これ、なかなか (・∀・)イイ!!
別にGoogleの肩を持つわけではないけど、IMEといい、こういうソフトを無償で提供できちゃうのはすごいですね。と、言うわけで、以下、Picasaのご紹介です。
■PC全体の画像が一元管理できる
まず、Picasaを起動すると、こんな感じで画面が表示されます。
確か、初めてインストールすると、最初に起動するとき、PC内がスキャンされ、画像があるフォルダが左側のビューに全て表示されたと思います。つまり、PC内の画像を一元管理できるんです。
■必要十分な編集機能
私がPicasaを気に入っているのは、必要十分なレタッチ機能が備わっていることで、特に「自動色調整」はかなり出来がいいと思います。大抵、これ一つでイメージ通りの色調になりますよ。
一覧画面から特定の画像をダブルクリックで開くと、上のような画面になります。左側のツールを拡大したのが、下の画像です。
今回、バージョンが上がって加わったのは、「レタッチ」と「テキスト」のようです。テキストは、画像の中に文字を入れられるので、Picasaには直接印刷する機能もあるし、年賀状なんて簡単に作れちゃいそうですね。
私が注目したのは、「レタッチ」機能。
たまたま、先日、ネガフィルムをスキャンして取り込んだ画像に、(多分、ホコリだと思うけど)傷がありました。(2つ前の、湖の画像です。)
修正する画面はこんな感じです。(↓)
画像を拡大しておき、ブラシサイズを選ぶと、カーソルの代わりに円が表示されるので、その円で傷の上をクリックすることで、周囲の色でぼかして消してくれます。OKなら、もう一度クリックすると確定します。
で、編集後はこんな感じ(↓)
と、思ったら、調子に乗って、トリミングしちゃったので、修正したところが入ってないかも...
orz
あと、Picasaの「傾き調整」機能も便利ですよ。私のおもちゃのようなデジカメは、モニタが見にくいので、傾いた写真になることがよくありますが、これで、ちょこちょこっと修正できます。
レタッチ機能、と言うか、エフェクトの種類はその後かなり充実しました。→『【Picasa 3.9】無料のレタッチソフトで画像に効果を与える』参照。いくつかのエフェクトを実験した記事です。
■プレゼンテーションムービーやギフトCD作成機能
確か、ギフトCDは前のバージョンにもあったようですが、記憶違いでなければ、新たに「プレゼンテーションムービー」作成機能が加わったようです。
まだ、試していませんが、多分、こんな感じで作れます。
これを見ると、画面(画像)が切り替わる時間や、切り替え方(「移行スタイル」 パンとか、ワイプとか色々あるみたい)を選択すればいいみたいです。
予め画像に説明を付けておくと、それが表示されるんでしょうね。(Picasaには画像に説明を付ける機能があります。)
あと、面白いのは音声を付けられること。[読み込み]ボタンをクリックすると、mp3とか、wmaファイルが選択できるようなので、CDからコピーした音楽をBGMにしたりできるみたい。
作成されたムービーはwmvファイルになるようなので、例えば、Windows機なら、バンドルされているMedia Playerというアプリケーションがあるはずですから、人にもあげやすいですね。
ギフトCDは、(多分だけど、)作成したファイルをCD-ROMとかに保存すると、再生用のアプリも自動的に保存されるんだと思います。つまり、そのCD-ROMを人にあげた場合、その人のPCにPicasaが入っていなくても、スライドショーみたいなのが見られるはず。
これは是非検証してみなくては。
■スクリーンショット保存機能はイマイチ
ただ、ちょっと残念なのは、スクリーンショットの保存形式。
このブログのように、マニュアルを作成するときは、画面全体なら[PRTSC](プリントスクリーン)キー、アクティブウィンドウだけなら、(これは、PCの機種にもよるけど)[ALT]+[PRTSC]で一旦、Windowsのクリップボードにコピーして、Excelや、場合によっては、ペイントに貼り付けてから加工するのだけど、Picasaを起動している状態でスクリーンショットを撮ると、自動的にマイドキュメントの奥深くに自動的に作られるらしいスクリーンキャプチャというフォルダに保存されます。(確認してみたら、「My Data Sources」の中、二階層くらい下でした。)
ここまではいいのですが、保存形式がbmp(ビットマップ)ファイル。(なんとなく、これはしかたがないような気がするけど、)ブログはbmpに対応していないので、結局はjpg(ジェイペグ)に変換する手間がかかります。
まあ、これも納得するとしても、アクティブウィンドウのスクリーンショットが文字だけになっちゃうのは何故?
本当なら、こういう(↓)画像が欲しいのに、
作成された画像は、これ(↓)
これじゃ、マニュアルが作れない...
その後、スクリーンショットの機能は改善されています。→『画面のスクリーンショットを撮る/Picasa3.9で編集する』
ただ、スクリーンショットくらいならWindows付属のペイントでも充分だと思いますが。
■補足
Picasaに限らず、新たにインストールすると、標準で使用するアプリケーションを勝手に変更してしまうことがあります。
「標準で使用するアプリケーション」とは、ファイルの拡張子(※)と結びついていて、「この拡張子のファイルは、ディフォルトで、このアプリケーションで開く」と設定されているアプリケーションです。
※ Wordの文書だったら、docとか、画像ならjpgとかという、ファイルの後ろ、「.」(ドット)の後ろの文字ですが、デフォルトでは表示されないので、表示させたい場合は、適当なフォルダを開いて、メニューから「ツール」→「フォルダオプション」→「表示」タブ→「詳細設定」の中の「登録されている拡張子は表示しない」の選択を外します。これ以外のオプションは触らない方が吉。
Picasaも、この設定を勝手に自分に変えてしまいます。多分、ディフォルトはMS Picture Managerだったはずで、元に戻すには、以下のようにしてください。
- 画像の保存されているフォルダを開き、ファイル名の上で右クリックして、以下のように、「プログラムの選択」を選択。
- ディフォルトに設定したいアプリケーションを選択(クリック)して、「この種類のファイルを開くときは...」にチェックを入れ、[OK]で終了。
サイズの変更とか、トリミング程度の簡単な修正は、MS Picture Managerで十分だと思います。
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