Google IME つづき
『Google IME つづき』というタイトルですが、本当はATOK2006の話題で、しかも、(ブログのページを上から読む方が圧倒的に多いので、タイムスタンプを操作して、この前の記事(『Google IME』の下に来るよう、設定しちゃった。
今回の、Google IME騒動(?)は、ATOKの機能をあらためて知る良い機会になりました。
JustsystemのHPに行ってみると、無料で様々なアドオンツールが提供されているのが分かりました。
その内の一つ、「goo流行語辞書2006キーワード編」は、大したこと無かったけど...
これって、例えば、「はんかち」まで入力すると、変換予測に「ハンカチ王子」が出てくるとか (しょーもな...)
でも、「Office連携機能設定ツール」というのは、ちょっと便利かも。
Excelの関数辞典は大したこと無かったけど、Excelシートの内容(単語)を辞書登録できるみたいだし、Internet Explorerとも連携しているので、さっきの「盧溝橋」が変換できないという問題は、以下のようにして解決。
通常の場合でも、『辞書登録』という機能があるので、一文字ずつでも変換して「盧溝橋」と入力した後、それを「ろこうきょう」という読みで辞書登録しちゃえば、次からは変換できるんだけど、IEとの連携で、下のような方法が可能でした。
- まず、IEで、「盧溝橋」という文字列があるページを開きます。
- 次に、盧溝橋という文字列をドラッグして右クリックすると、下のようなポップアップメニューが表示されてます。
- 「ATOKに単語を登録する」を選択。
- 上のようなダイアログが出るので、読みを「ろこうきょう」と入力して[OK]。
これで、単語登録が完了です。
これまで分かったことを考えてみると、Google IMEは、「既に膨大な辞書登録があって、そこにはゴミがたくさんあるので、自分で取捨選択して、捨てていく。」というイメージ。ATOKは、「最初に、最低限の辞書(とは言っても、MS IMEとは比べものにならないくらいの完成度の辞書)があって、更に自分で充実させて行く。」って感じでしょうか。
Google IMEは、今後、ユーザの誤変換でどんどんゴミが溜まっていくわけだし、本当に使える辞書になるかどうかは疑問。むしろ、正しい漢字を自分で選ぶ知識が試されるわけで、“ゆとり世代”が喜んで使うかと思うと、かなり不安です。(自分で、ブログを書いていて言うのも何ですが、正確かどうかも分からずに、安易にコピペした文章や情報がネット上に氾濫していて、メディアリテラシー(media literacy/情報選択能力)が問われる世の中ですからね。)
一方、ATOKは、例えば、「やくぶそく」→「役不足」と変換した際に、下のようなヘルプを出してくれるし、やはり、長らく日本語のIMEとして、他の追随を許さなかっただけに、一日の長がありそうです。
それと、ATOK2008以降は、「ATOKダイレクト」という、webとの連携機能も追加できるそうです。私は2006使いなので、これは、該当ページへのリンクを貼っておくのみにします。
« 英語の筆記体 | トップページ | 本、いりませんか? »
あれ? タイムスタンプを操作しても、投稿順に表示されちゃうんだ...
ま、いっか。
投稿: ブログ主 | 2009/12/04 15:09