箱入り娘
今朝の日経の別冊、「日経プラスワン」に『「手作りの技」で日用品節約』というタイトルで、様々な節約術が載っていました。
「古新聞紙でガラスを磨く」とか、それ程、目新しいことはなかったのですが、一つ、「んっ?」と思ったアイディアがありました。
それは、「オレンジ洗剤」というもの。「エタノールに乾燥させたミカンの皮をつけ込んで、油汚れ用の洗剤を作る」というアイディアです。確かに、台所用洗剤には、『オレンジオイル配合』とか書かれたものを見ますものね。
この詳しい作り方を含めて、ミカンの皮の活用法はないかと、グーグル先生に聞いてみると、同じような質問を持った方がいたらしく、MSN相談箱にありました。
そこで、エタノールについても調べてみると、以前にも重曹にいて教えてくれた「石鹸百科」さんのサイトにも、「エタノールの使い方」と題して、エタノールの説明がありました。
下の画像は適当に探したものですが、「無水エタノール」というもので、純度が高く、「99.5%以上」となっています。私の手元にあるのは、「消毒用エタノール」と書かれていて、純度は、「76.9~81.4vol%」でした。(消毒用エタノールは500円/500mlくらいで、薬局で買えます。無水エタノールは薬3倍くらいです。)消毒用エタノールは、そのまま手指の殺菌に使えますが、無水エタノールは精製水で希釈して使うそうです。
ここで、「vol%」って何?と思ったので調べたら、『体積(容量)濃度』なのだそうです。つまり、全体量を体積で計測した割合。単に「%」とあるのは『重量濃度』なんですね。また一つ勉強になりました。
さて、この記事のタイトルの「箱入り娘」ですが、実はミカンの名前です。愛知県蒲郡市のミカンで、5年くらい前に、昭和町の八百屋で買って、美味しかったので、翌年も楽しみにしていたら、扱ってなかったので、ググって産地から直接買いました。八百屋さん曰く、「TVで取り上げられたらしくて、値段が上がってしまったので、(売れないから)仕入れなかった。」のだそうです。
確かに900円~1000円/㌔なので、ちょっと高めですが、それ以来、毎年、贈答用に注文していて、今年は自家用にも一箱注文しました。毎年、今の時期の予約開始で、短期間で売り切れてしまうので、10月下旬にはJA蒲郡にメールで予約開始日を問い合わせてます。(箱入り娘のサイトはこちら)
それで、今年は、ミカンをたくさん食べることになるので、何か利用法がないかと思っていたところの日経の記事だったので、注目したわけです。
ところで、ミカンの皮の活用法を調べていたときに目に留まったのは、ミカンの皮に使用されているワックスについての記事です。
これも、前述のMSN質問箱に、同様の質問と回答がありました。結論としては、口にしても問題ないもののようです。
食品情報サービスセンターというサイトにも、同様の解説がありました。リンゴやミカンの表面のワックス状のものは、本来、果物が自ら分泌しているものなのですね。
ついでに言うと、ブロッコリーの表面についているワックス状のものも、ブロッコリーが分泌したワックスで、ワックスブルームと呼ばれます。キャベツの表面が白く粉を吹いたように見えるのも、ワックスブルームです。
このことは、ある時、あるマルチ商法の洗剤デモで、「ブロッコリーには開花抑制剤がかかっているので、洗剤で洗いましょう。」と言われ、疑問に思って調べたら分かりました。(JAにまで質問しちゃったよ...w)
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