ホラーサンタさん
街に出てみると、既にイルミネーションが飾られ、もう、クリスマスムードが漂っていますね。
今朝、新聞を読んでいたら、国際版のページに、「ただいま整形中」という見出しで、ニュージーランドのオークランドという都市で、クリスマスシーズンに50年以上も飾られてきたサンタさんの老朽化が目立ち、約700万円をかけて“整形手術”を行うという記事がでていました。整形手術中のサンタは、顔に包帯を巻かれているそうです。
オリジナルの記事は、ロイターの『NZのサンタ、クリスマス前に650万円で「整形」』という記事のようですが、この記事には画像がなかったので、グーグル先生に聞いてみると、米ABCのサイトに、『Creepy Santa is 'every child's worst nightmare'』という記事と共に、ニュース動画も見つけました。
読売新聞の記事では、「ウインクする目が垂れてきて、子供達を怖がらせるようになってきたため」とありますが、ABCの記事によると、包帯を巻いたサンタさんも子供達には十分不気味なようで、街を行く人の声は、「まるでマイケルジャクソンみたい...」だそうです。
サンタさん (´・ω・`)カワイソス
「美容整形」後のサンタは22日に一般公開される予定だそうです。
ところで、サンタクロースと聞いて誰もが思い浮かべる、赤い服を着て白いあごひげを生やしたあのおじいさんは、実は、コカ・コーラの宣伝用にデザインされたって知ってました?
キリスト教の様々な風習は、元々、土着の信仰に基づいた風習に上手く合わせて作られたものが多いのですが、ドイツでは元々12月6日に聖ニコラウスの日というのがあり、この日、ニコラウスはお菓子の入った袋を持って、家々を回ります。いい子にはお菓子をくれますが、悪い子は、なんと、ルプレヒト(Knecht Ruprecht)という従者に鞭で叩かれるんだそうです。何となく、秋田のなまはげの風習と似ていますね。イラストにするとこんな感じ(↓)みたいです。
ルプレヒトは大抵人間の姿をしていますが、オーストリアではルプレヒトではなく、クランプス(Krampus)といって、その姿は角が生えていてまるで魔物のようで、まさしく「なまはげ」です。(別の画像はこちら。かなり怖いです。)
ところで、先日、スティーブン・キングの新刊「悪霊の島」(上・下各2,100円/文芸春秋)を読了しました。以前の記事『キングの新刊キタ━ヽ( ゚∀゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'━!!』でもご紹介したのですが、キングの最近の小説の中では、かなり面白くて、久々に、ページが少なくなるにつれ、「早く先を読みたいけど、読み終わっちゃうのが惜しい。」と、ジレンマに陥る作品でした。
この本は、楽天ブックスで注文したのだけど、包みを開けてみたら、予想に反してソフトカバーでした。だから、ボリュームの割には軽く、先日、病院のハシゴをしたときに持って行きました。
ネタバレせずに書評を書くのは苦手なので、キングの小説を読んだ人にしか分からないとは思うけど、『IT』のテイストに、ちょっぴり『グリーンマイル』の風味を加えたような感じで、読後感は良かったです。(キングの小説は、読んだ後、鬱になるのも多いので...)以下は、ご参考まで。
出版社: 文藝春秋
翻訳: 白石朗
価格: 2,000円 (税込 2,100 円)
ページ数: 539p
実は、病院に行く途中、この本だけでは、待っている間に読み終わってしまいそうなので、何冊か文庫本を買ってから電車に乗ったのですが、その内の一冊が、同じキングの『夕暮れをすぎて』。まだ全部読み終わっていないけど、「ジンジャーブレッド・ガール」が、キングお得意の、ハラハラドキドキさせてくれる小説で面白かったです。でも、その他の作品はイマイチかも。
著者: スティーヴン・キング /白石朗
価格: 638円 (税込 670 円) 送料無料
出版社: 文藝春秋
ページ数: 344p
もう一冊、買っていったのは、浅田次郎の『月島慕情』で、少し前に買った、『月下の恋人』(光文社/580円)が、あまり好みではなかったので、どうかな?とは思ったのだけど、余韻の残る、良い作品が多かったです。浅田次郎という作家は、泣かせるポイントを分かっていますね、表題作の「月島慕情」も良かったけど、「シューシャインボーイ」は、思わず涙がこぼれました。
著者: 浅田次郎
出版社: 文藝春秋
サイズ: 文庫
ページ数: 319p
543円 (税込 570 円)
今は、寝る前に『夕暮れをすぎて』を読んでいるのだけど、先日、PCのお手伝いに伺った知人から、捨てるという本を何冊も貰ってきました。戴いたのは、フレデリック・フォーサイスとアーサー・ヘイリーの本で、「神の拳」とか「ジャッカルの日」などという有名どころ。
当面は、読む本に困らなくて嬉しいです。
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