『シェーの時代』
今日は川崎駅近くの病院に行ったのですが、途中にラゾーナ(2年ほど前にできた、駅直結のショッピングセンター)があって、ほぼ毎回、施設内の書店に立ち寄ります。
私の蔵書は、部屋の本棚+本棚の隣のレコードラック(←レコードなんて、プレイヤーがないので聴けないのに、捨てずに取ってあります。)の上に平積みできる量を超えないように管理しているので、最近は、新刊本以外は図書館で借りるようにして、あまり本は買わないように心がけているのですが、新刊書とか、「図書館にあるか無いか分からないし、今読みたい!」という本は、ついつい買ってしまいます。
ちなみに、上記のスペースに入りきらない本はどうなるかというと、私は図書館に寄贈しています。ブ○クオフに売ったら、いくらかのお金にはなるのでしょうが、「(その本の)価値の分からない店員に値踏みされたくない」ので、図書館に寄贈しています。(その場合、本をどうするかは、図書館にお任せます。)
で、「なるべく本は買わないぞ」と思いつつ書架を見て回って、結局3冊の本を購入しました。
タイトルの『シェーの時代』はその1冊です。
『シェー』と聞いて、私たちの年代ならすぐに連想しますよね。
そう、『おそ松くん』のイヤミです。
皆さんの子供の頃のアルバムには、一枚くらい、シェーのポーズをしている写真があるのではないでしょうか。恥ずかしながら、私にはありますw
(上の画像は、本の表紙をお見せしたくて、〔でも、勝手に画像を転載するわけにはいかないので、〕アフィリエイト用の画像を貼っています。クリックすると大きな画像や書評などが見られますが、不快に思われる方はスルーしてね。)
著者の泉麻人氏は昭和31年生まれだそうで、私たちが小学校1年生だったときに6年生だったので、ほぼ、同時代の人です。
この本は、『おそ松くん』の漫画に描かれる昭和の世相を、漫画の一シーンと共に回顧するエッセイという感じです。
ペラペラとページを捲ってみると、「原っぱの土管」とか、トイレの入り口近くに吊された「手水鉢」、それと当時流行っていたギャグをもじった「親猫の背中ぁに、子猫をのせてぇ~♪」、ギャングの手下のお尻におそ松くんが噛みついたときに手下が言う、「ボス、やつはプロレスのブラッシーかもしれねぇ。」という台詞...
もう、懐かしさ満載です。(今の子達には全て「死語」ですよねw)
今は、山岡荘八の『徳川家康』を図書館で借りて読んでいて、まだ5巻の最初までしか読んでないのに...徳川家康は全26巻という長さで、これからようやく、姉川の戦い(1570年/vs 浅井長政、朝倉義景)が始まろうとしているところですが、一時中断して、『シェーの時代』を読もうかと思ってます。
ちなみに、他に購入したのは、
『モノが語るドイツ精神 』(新潮選書/浜本隆志著)・・・「『モノ』から見えるゲルマン文化」について書かれているらしく、趣味でドイツ語を勉強していて、何度もドイツ(語圏)に旅行した私にとって、ドイツの、無骨なまでに機能性にこだわった製品は、幾つか愛用しているので、面白いかと思って...
『月下の恋人 』(光文社文庫/浅田次郎)・・・これこそ、図書館で借りれば良かった本だわ...
orz
でも、読み終わって面白かったら、先日一緒にHACHIを観に行った友達に、浅田次郎をお勧めしたので、送ってあげようと思って買ってしまいました。この本-短編集-はどうか分からないけど、同じ短編集の『鉄道員(ぽっぽや) 』は、マジ、泣けます。何故かお風呂の中で読んだんだけど、浴槽につかりながら泣いてしまいました...。
・゚・(ノ∀`)・゚・。
浅田次郎と言えば、『蒼穹の昴』もお勧めです。長編小説ですが、今度、NHKがドラマ化するそうです。貧民の家庭に生まれた子供が宦官となって西太后に使え、出世していくというストーリーで、その壮大さにも関わらず、一気に読めました。この本を読むと、西太后が好きになっちゃったりします...。この本の続編とも言える『珍妃の井戸』も面白い本でした。
あ、図書館と言えば、(一度は出向いてカードを作る必要があるけど、)最近は、川崎市立図書館の川崎図書館(川崎駅に隣接するリバークなんちゃらというビルの4階)だけでなく、他の図書館の蔵書をインターネットで検索して予約することができます。
予約した本は、大師分館(大師駅の近く)で受け取りと返却ができるので便利です。
なんだか、とりとめのない日記になっちゃいました。
おっと、阪神-横浜戦が始まる。今日は横浜の先発がランドルフなので勝てるかも...と期待をしつつ...
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Book offは予め欲しい本が決まっているときには、安く買えるし便利ですよね。本ではありませんが、併設のCD売り場で、欲しかったCDを買ったことがあります。
おお、川崎にもIMAXができたのですね。「ダークナイト」って知らなかったけど、バットマンの映画なのね。
私は、以前、「エベレスト」って映画を観ました。今調べたら、1998年の作品だから、もう10年も前なのね。
(´・ω・`)トキノタツノハ ハヤイナー
この映画は、本来は、エベレスト登山のドキュメンタリーだったようだけど、丁度IMAX隊が撮影をしている時に、日本人女性一人を含む、8人もの死者が出た遭難事故(1996年)が起こって、その事故のドキュメンタリーに変わってしまった作品です。
雪崩のシーンとか、クレバスを頼りないハシゴで渡るところとか、IMAXならではの迫力でした。
投稿: ブログ主 | 2009/09/17 12:13
『シェーの時代』面白そうですね
そうそう子供の頃の写真観るとお決まりのポーズとして有ります それも何枚も...
俺の場合玲子さんとは反対?で 新刊なんかもBook Offで安く売られるのを待ってから手に入れる口です
とは言っても ここ最近本を読むようになったもんで えらそうに新刊本とは言っても エッセイや映画関係の本ばかりですが...
昔はなんて全然読まなかった というより読めなかった 時間がなかったし 活字追ってると眠くなってしまって
Butこれからも作って読んで行きたいなぁと思っております
でも暇有ると映画ばっかり観てる俺です
といえばラゾーナの中にあるシネコン 「109シネマズ」にIMAX出来たのご存じ
今再映で「ダークナイト」やってます
観てきましたが大画面の迫力と大音響でしびれました 機会があったら是非
投稿: みーちゃん | 2009/09/17 00:18
なるなるさん
コメントありがとう。ヽ(´▽`)/
このところ体調は別に問題はないので、また近いうちに酒蔵でお会いしましょう。
別途メールも入れますね。
投稿: ブログ主 | 2009/09/13 15:03
れいちゃん、ジャム有難う!美味しくいただきました。
相変わらず酒蔵です。
親亀の上に、子亀乗せて…だよね!
娘の大学院試験が近づきピリピリの日々です。
連日の大繁盛で片山さんもすっかり気力薄れ…
先日はO間さんが若い衆連れて、大騒ぎでした(笑)
また、ねぇ!
投稿: なるなる | 2009/09/12 20:37