【ドールハウス工作】 No.234 100均フォトフレームをつかった壁掛けドールハウス
100均フォトフレームをつかった壁掛けドールハウスの作り方
今までも100円ショップのフォトフレームを使ったミニチュアフレーム(ミニチュアを飾るフレームという意味で使っています)の作り方は掲載してきましたが、少しずつ改良して、今はこの形・方法に落ち着いたのでまとめておきます。
下は現在作成しているミニチュアフレーム用のフレームで、これを例にして説明します。
100均のフォトフレームはさまざまですが、よく見るのはバックボード(裏板)がMDF素材のもの。
これに付いているイーゼル(脚)は金具の爪のようなものを食い込ませているだけなので、そぉ~っと、且つ、ベリッとはぎ取ると、こんな風に外れます。
外した跡はサンドペーパーをかけて慣らしておきます。
厚紙製の場合は使えないので、薄いベニヤ板か何かをバックボードの大きさに切り、代わりに使います。
更に裏に付いている金具類は全て取り去ります。
サイズは使用するフォトフレームに依存するので、上の画像を参照してそれぞれのパーツのサイズを決めて下さい。
フォトフレームの裏板は脚をもぎ取って、そのまま使っています。基本的はこの板のサイズで②のボックスを作ります。(この行程は、以前の記事『【ドールハウス工作】 No.162 (2) 100均フレームのクリスマスドールハウス-フレームの作り方』に画像を掲載しています。)
ボックス部分に使う板の幅は奥行きのサイズ、④の板は床のサイズに関係してくるので、お好みで適宜変えて下さい。
③のように角棒をボックスの下に接着しておくと、壁に掛けなくても自立するので、棚の上などに飾れます。
ブログ主は100円ショップ・セリアのこのタイプのフォトフレームをいつも使うのですが、それには理由があって、全て直線・直角のラインなので、床を張ったときに平らになるからです。(緑の部分) でも、今回使ったフォトフレームはフレームが歪んでいたみたいで、ボックスとサイズが合いません。まあ、この辺は100均物です。
三角ビラカンはホームセンターなどで手に入りますが、100均のフォトフレームにはビラカンが縦横に2箇所付いているものがあるので、それを取っておいて使います。また、セリアには同タイプの(古色仕上げの)ものが売られています。
床の部分は、この例では単純に細長い板を貼っていますが、床とか地面とか、下の画像のようにシチュエーションによって様々なバリエーションが考えられます。
石畳はスチレンボードで、芝生はジオラマ用のカラーサンドを使っているので、その下の板は適宜厚さや素材を変えています。(軽めに作るにはバルサがお薦めです。)
どちらも細い板で周囲を囲っていますが、このようにすると締まった感じがしますね。(今作っているものもこんな風にしようかな。)
最近のコメント